中でも向島(むかいしま)、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)は「しまなみ海道」の開通により利便性が格段に上がりました。今では尾道市中心部から一番遠い生口島まで、車で30分程度で行くことができます。便利な内陸の暮らしと、瀬戸内を感じられる島暮らしを日常的に楽しめる距離です。
このように市街地と島々の行き来がほとんど陸続きの感覚でできるのは尾道の島しょ部の大きな特徴であり魅力です。橋代やフェリー代がかかります。とはいっても生活必需品は島内でそろい、教育機関が保育園から高校までも島内にあるので、毎日橋を通らないと生活できない、という程ではありません。
自然の中での子育てを希望する若い世代の移住者が近年増えています。
島の生活の醍醐味は海が生活圏内にあること。近所で釣りをしたり、夏は散歩がてら海水浴を楽しんだり、都会では味わえない日常を過ごすことができます。